かきふらい先生うまくなってる! かきふらい「けいおん」4巻
- 作者: かきふらい
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/09/27
- メディア: コミック
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なぜ今さらけいおんコミックス4巻の感想を書くかというと、読みなおすとやはり素晴らしかったからです!
今やローソンのキャンペーンにもなって有名になってしまったけいおんですが、
かきふらい先生はまだ新人なんですよね。デビュー作がけいおんで、アニメ化前は誰も知らなかったような作品。
そういう風に新人さんが急に有名になるとプレッシャーで思うように描けなかったり、
力量不足への非難でつぶれてしまったりする場合も多いのですが、かきふらい先生は違った!
かきふらい先生はアニメ化をバネにさらにステップアップしてくれたのです!
なんでもない日常、屈託の無い会話により演出される和やかな雰囲気はそのままに、
アニメのテイストを取り入れて少しだけドラマチックにして緩急をつけている様子にとても好感が持てます。
あとコミックスとアニメの違いは日常の切り取り方ですね。
コミックスの方はライブにしてもパーティーにしてもその「さなか」ってのは描かれないんですね。
あくまで準備を楽しそうにやってるのを描写するだけ。
この間の切り取り方が実に絶妙で「ライブはどうなったのかな?」といろんな想像を働かせてくれます。
一方、アニメの方はイベント本番の最中も描写されていてコミックスと相補的な関係になっています。
だからアニメだけ見てる人はぜひコミックスも読んでみてほしいな、と思うのです。
あとコミックスならではお遊びというと髪型遊び、メガネの交換などなどいろいろやってるので
「唯ちゃんがこんな髪型に!」とか堪能できるのでベネ。
あと百合的には澪律とゆいあずは当然のこと、コミックスではゆいのどもあるので楽しいです。
かきふらい先生はあんなにアニメが有名になってたり批判されたりしてるのに、
ほんとにマイペースに仕事を続けられていて頭が下がります。これからも応援してます!
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